きのこ類はどうか? | Usagidan's Daily Life

きのこ類はどうか?

  農業で、経営の安定性を考えたとき 行き着く先の一つがきのこ類であると思う。 温度、湿度、肥料、pHのコントロールさえ誤らなければ計画生産が可能だからだ。そして、その辺のコントロールは安くなったコンピュータで簡単にできる。

 ところが、暇なときに良く調べるんだけれどきのこ類の栽培は奥が深いというか、コスト削減への挑戦が凄い。たとえば、椎茸は とうもろこしの芯から作られており、マッシュルーム. は稲わらだ。 
 
 しかも、リンクで売ってる奴なんかでかい・・  普通に考えたらゴミなんだが、お金を生み出していてかなりびっくりした。 自分が始めるとしたら、稲わらもとうもろこしの芯も手に入れるルートがないので少し難しいのかもしれない。無料で手に入るなら参入してみたいと思っているけど・・

 ところで、今日のゼミは二酸化炭素固定策と、固定化としての植物栽培へのCO2添加の話題だった。 ゼミの内容は、一般的な固定策と植物への添加の話がごちゃごちゃで、解決策としての貢献できるオーダーが違っていて(植物へは添加してもオーダーが低すぎる)わかりにくかったが、面白い話題もあった。

 以前から、CO2を肥料として添加してやることで栽培促進ができれば一石二鳥なのにと思っていたのだが、そうは甘くはないらしい。 普通の稲とか、トマト、きゅうり等のものは許容範囲がせいぜい700ppmぐらいまででたいした促進効果も無いらしい(せいぜい+30%ぐらい)

 しかし、イモ類やカブなどは効果が高いとのこと。 10000ppmオーダーまでの添加が可能であり、カブなんかは10倍ぐらいの成長率を誇るらしい。 10倍成長すれば、さすがに経済メリットも出てくる気がして、面白いなと感じた。 漬物にして売れば安定するだろう。 実験してみるか・・